こちらの記事は0〜1歳育児向けの内容です
泣き止まない赤ちゃん、おしゃべりしてくれたらいいのに!!
……と焦ってしまいますが、必ず何か原因があるはず。可能性のある問題を一つずつ解消して、泣かない環境作りを試してみましょう!
今回は、赤ちゃんが泣いてしまう理由や対処法をご紹介します。
もくじ
何をしても泣き止まない!赤ちゃんが泣く理由と対処法
ここでは、赤ちゃんが泣く理由と対処法を解説していきます。
- 眠い(けど眠れない)
- お腹が空いている
- おむつが気持ち悪い(変えてほしい)
- おむつかぶれが痛い・痒い
- 服がきつい・気に入らない・汗をかいたから変えてほしい
- 乳歯が生えかけで痛い
- 便秘でお腹が苦しい
赤ちゃんが泣くときには、複数の問題が同時に発生しているケースも多いものです。焦らず落ち着いて、一つひとつの可能性をゆっくりと確認していきましょう。
眠い(けど眠れない)
ほどんとの時間を寝て過ごす赤ちゃんにとっては、眠れないのが何よりつらい!
安心して寝てくれそうな方法を色々試してみると、赤ちゃんによって好みがまったく違うことがわかります。まずは、以下の方法を試してみましょう。
- 抱っこ(トントン、ゆらゆら)
- 抱っこ紐やスリング
- バウンサー
- 車でドライブ
「あと少しで寝てくれそう!」という場合は、以下の方法を試してみましょう。
- 場所が明るすぎる・暗すぎる→光を調整
- 音がうるさい、気になる→音を調整
- 音が静かすぎる→オルゴールやクラシック音楽などを流す
- 暑い、寒い→温度を調整
環境を変えてあげること、ですんなり寝ることもありますよ♪
寝かしつけアイディア💡
赤ちゃんと一緒に横になって、大げさに「スースー…」と寝息を立てて聴かせてみましょう。真似して息を吸ったり、集中してママの寝息を聞いているうちに眠ってくれることがありますよ!
お腹が空いている
完全母乳で育てているときは、どれくらいお腹が膨れているのか体重計を使って判断するしかないですよね。ちゃんと飲めているはずなのにお腹が空いている場合もあります。
病院やガイドブックの指標はあくまでも平均値。絶対にあげてはいけないわけではありません。どうしても泣き止まないときは、少しミルクや授乳を足して様子を見てもOKです。
大人と同じように、少食の子もいれば「もっと飲みたい!」という子もいるもの。将来的に伸びる身長次第で、赤ちゃん時代に欲しがるミルク量も変わります。
ミルクが大好きな赤ちゃんは、嬉しくて食べすぎることも……。吐き戻しの原因になるので、少しずつ様子を見ましょう。
おむつが気持ち悪い(変えてほしい)
おむつを替えたばかりだったり、「まだ全然してないけど……?」と疑問に思ったりする場合は、一度テープを外して付け直してみましょう。
少しキツかったり、ゴムの位置が気持ち悪かったりする可能性もあります。ちょっと調整するだけ、気持ちが落ち着く場合もありますよ!
おむつかぶれが痛い・痒い
産まれてからずっと外気に晒されず、おむつで蒸れっぱなしの赤ちゃんのおしりは、とにかくかぶれやすい!
お尻が赤くなっていたら注意が必要です。
病院に連れて行くのは一苦労だけど、健康保険証と医療証を持っていけば子供の医療費は無料です。おむつかぶれ用のクリームを処方してもらえます。
土日など病院が開いていないタイミングの場合は市販薬も使えますが、経過を見て病院に行くことをおすすめします。
服がきつい・気に入らない・汗をかいたから変えてほしい
毎日ぐんぐん成長していく赤ちゃん。もしかしたら、お洋服がちょっぴり小さくなっているかもしれません。
ワンサイズ大きいタイプを試してみたり、形の違うタイプに変えたりすると、機嫌がなおることがありますよ。
乳幼児期は汗を沢山かく時期なので、着替えで気分転換すると気持ちが落ち着く可能性があります。
乳歯が生えかけで痛い
なかなか泣き止まない赤ちゃん、もしかして乳歯が生えかけではないですか?
初めて生える歯の違和感やムズムズ痒さ・痛みに、夜泣きが増えることがあります。
歯固めを与えることで、むず痒さの緩和が期待できます。
便秘でお腹が苦しい
排泄のルーティーンをアプリでチェックしているママも多いと思いますが、なかなか出ずに便秘状態になってしまうことも。
ベビーマッサージや水分補給など、対処方法を試してもご機嫌がなおらず便秘が続く場合は、病院にかかることをおすすめします。
気分転換で泣き止ませるアイディア5選
赤ちゃんが泣いてしまう理由は、性格や環境によって千差万別です。
上記で紹介した方法をすべて試しても、泣き止まないことは沢山あります。
たとえば……
- お気に入りの布がなかった!
- 雨だからイライラする!
- ママと目が合わなかったから嫌だった!
などなど、赤ちゃんのご機嫌バロメーターは予測不可能!
大人の感覚では読み取れないほど些細なことで、赤ちゃんは不機嫌になってしまいます。大人が「泣いている理由がわからない」と感じるのは、いたって普通のことなのです。
ここでは、いつもの方法が効かないときに試したいアイデアをご紹介します♪
- ビニール袋やテープを見せる・触らせる
- 胎内音を聴かせてみる
- 機嫌よく歌ってみる
- マッサージしてみる
- 誰かとテレビ電話してみる
大人にはわからない心理的な理由で赤ちゃんが泣いている場合、根本的な原因をケアするのは困難です。メンタルをスッキリしてもらうために、赤ちゃんに気分転換してもらいましょう!
1. ビニール袋やテープを見せる・触らせる
対象年齢:0歳〜
自宅のキッチンにあるビニール袋を使って「カサカサ」と音を立てたり、感触を確かめてもらったりしましょう。0歳児はまだ手が器用じゃないので、ママが手伝ってあげてくださいね。
セロテープを「ビーッ!」と引き出すと、まだ見たことも聞いたこともない音や感触に反応し、不思議と泣き止むことがありますよ。
誤って口に入れたり、口や鼻にかぶさると窒息の原因となります。必ず保護者の監修のもと、触らせてあげましょう。
2. 胎内音を聴かせてみる
対象年齢:0〜1歳
赤ちゃんが、ママのお腹の中で一番よく聞いていたはずの「胎内音」。
気持ちのいいお腹の中から、外に出てきたばかりの赤ちゃんにとっては一番身近な音です。聴かせてみると気分が落ち着くかもしれません。
3. 機嫌よく歌ってみる
対象年齢:0歳〜
赤ちゃんはお腹にいる間、ママの一部として生きてきました。
誕生して間もないときは、まだ自分とママが同じ生き物として感じる部分も多いといわれています。そのため、ママの機嫌が悪いとダイレクトに不機嫌な感情が伝わってしまうのです。
鼻歌を歌ってしまうぐらいご機嫌な状態で接することで、不安な気持ちを和らいであげることができるかもしれません。
4. マッサージしてみる
対象年齢:0歳〜
マッサージというと凝り固まった大人の身体に効くイメージがありますよね。実は成長の真っ只中の子供にとっても、マッサージは気持ちがいいんです♪
ママとのコミュニケーションとしてもおすすめのマッサージ。撫でてあげたり、軽く揉んであげたりするだけでも、小さな子供にとってはマッサージになりますよ!
ただし、素人が過激なマッサージを行うのは危険が伴いますので充分にご注意ください。優しく触れ合う方法をおすすめしています。
5. 誰かとテレビ電話してみる
対象年齢:0歳〜
気分転換が上手くいかず、ぐずって泣き止まない時には「テレビ電話」もおすすめ!
おじいちゃん・おばあちゃんなどご親族の顔を見たら気分が変わるかも。別の部屋に移動してもらって同居家族と通話するのもOKです。
LINE通話でフィルターをつけると、うさぎの耳が生えたりと画面の中に興味津々になってくれますよ!
【番外編】おしゃぶりやスワドルアップを購入する
対象年齢:0歳
歯並びが気になるけど、やっぱりおしゃぶり!
赤ちゃんのグズグズ泣きの特効薬は、やっぱり「おしゃぶり」!
おしゃぶりが大好きになりすぎて手放せないのも困りますが、やはり王道アイテムとして役立ちます。
「一つ買ってみたけど気に入らなかった…」という人は、他のサイズやブランドももう一度試してみることをおすすめします。
なぜなら、口の中のサイズ感や硬さの好みなど、子供によって好きな形状が異なる可能性があるからです。
我が家はなくなると寝かしつけで困るくらいおしゃぶり好きになったので、予備と合わせて2つ持っていた時期もありました!
落下・紛失防止には、おしゃぶりチェーンが便利。!つでも清潔に保つために、洗濯やレンジ消毒が可能なタイプがおすすめです。
スワドルアップを試してみる
奇跡のおくるみ、なんてキャッチフレーズのスワドルアップはもう試しましたか?おくるみで巻かれるのが好きな子なら、気に入って泣き止んでくれるかもしれません。
おくるみは、モロー反射(寝ている間にびくっと動き両手をあげてしまう反応)が多い子にもおすすめです。モロー反射は、眠りの妨げになり夜泣きの原因になるだけでなく、寝不足で日中不機嫌になる原因にもなっている可能性があります。
着せてみるとちょっぴり窮屈そうに見えるスワドルアップですが、気に入る子ならすぐに熟睡してくれますよ♪正規品は約5,000円、類似品は約2,000円から購入可能です。
少し厚手の通常タイプや、薄手の夏向けなど種類が選べます。我が家は洗い変えも購入するくらいお気に入りでした!
寝返りし出してからは活躍することがなくなって残念…。
まとめ
何をしても泣き止まないときは、ママも精神的に辛いですよね。まだ試していない泣き止ませ方があったら、ぜひ試してみてくださいね!
- まずは空腹などベーシックな問題を解決してみる
- 今までにない感触(ビニール袋など)を与えてみる
- テレビ電話など家族の協力で気分転換
- おしゃぶりやスワドルアップなどアイテムを試してみる
大人も枕の固さが気に入らないと眠れないことあるよね…